(C) NLD 写真の拡大. |
ベトナム交通運輸省は3日、中国・湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス(nCoV)感染拡大防止対策の一環として、中国側との間で、両国を結ぶ国際鉄道路線の運行を一時停止とすることで一致したと発表した。
これにより、3日午後9時20分にハノイ市ザーラム郡(huyen Gia Lam)を出発した便が運行停止前の最後の便となった。感染拡大防止のため、鉄道の各駅で消毒作業や、ベトナムに入国する人々を対象とした検疫などが行われている。
ザーラム~南寧を結ぶ越中鉄道は、通常なら毎日運行しており、9時20分にザーラムを出発し、翌日午前10時に南寧に到着する。なお、同区間の乗客数は1日当たり約130人となっている。