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中国・湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス(nCoV)感染拡大対策の一環として、東北部地方クアンニン省モンカイ市は、新型コロナウイルスによる肺炎を専門的に治療する仮設病院を設立した。
この仮設病院はモンカイ市医療センターの新設病棟に設置され、病床数は500床。他の施設から離れた場所に立地し、感染した疑いがある人々の隔離センターとしても使用される。
機械設備の設置は3日までに完了し、医師や看護師など医療スタッフ188人が治療に当たる見通しだ。
モンカイ市は中国の東興市に国境を接する都市。ベトナムと中国の国境における商取引が盛んで、両国を行き来する人々が大勢いる。
なお、全国で人口が最も多く、外国人訪問者数も多い商業都市であるホーチミン市も病床数500床の仮設病院を設立する計画を明らかにした。