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農業農村開発省獣医局はこのほど、フランスの動物用医薬品大手Cevaグループおよび地場系畜産飼料大手ダバコグループ[DBC](Dabaco)、地場系畜産飼料・ワクチン生産のRTD社との間で、アフリカ豚コレラ(ASF)と口蹄疫予防ワクチンの研究・生産に関する協力協定を締結した。
今回の協力協定は、獣医局の疾病予防戦略上で重要な意味を持ち、ワクチンの価格引き下げやワクチン生産に関するノウハウの蓄積などに繋がると期待されている。
2019年はASFの感染拡大により、国内の畜産業が大きな打撃を受けた一年だったが、2019年6月以降はASFの感染数が激減している。また、口蹄疫の感染については、ワクチン接種を徹底していない一部の農家で発生したものの、全国規模の感染拡大は確認されていない。