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ハノイ市のベトナム美術博物館(Bao tang My thuat Viet Nam:66 Nguyen Thai Hoc, quan Ba Dinh, TP. Ha Noi)で、10月31日(木)から2020年1月31日(金)まで、「今と昔のドンホー版画展」 が開催されている。
これは、文化スポーツ観光省傘下のベトナム国家芸術文化研究所および北部紅河デルタ地方バクニン省人民委員会が共催するもの。
ドンホー版画(tranh Dong Ho)はベトナムの伝統的な生活、風物詩、社会風刺などを描いた版画で、バクニン省ドンホー村で16世紀ごろから制作が始まったとされている。
同展は2つの展示室に分かれており、ドンホー版画の作品から版木、道具まで100点余りが展示されている。
「昔」の展示室では、1世紀近く保存されている作品のコレクションと、長きにわたり好まれてきた伝統的な図柄の作品が展示されている。ねずみの結婚式を描いた有名な作品や、ドンホー版画が完成するまでのプロセスを紹介するコーナーもある。
また、「今」の展示室では、復元された作品や現代の職人による新たな作品が展示されている。