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ホーチミン市3区にあるカンナム(Kangnam)美容整形クリニックでこのほど、米国在住の越僑(在外ベトナム人)の女性(59歳)がフェイスリフト手術を受けた後に死亡した。
女性は11日午前、フェイスリフト手術を受けるため同クリニックを訪れた。女性は以前、顔面に液体シリコンを注入する手術を受けたことがあるが、今回の手術前の検査では健康状態に問題はないことが確認されている。
女性はフェイスリフト手術を受けた後、意識もはっきりした状態で問題なくコミュニケーションをとることができたが、手術から3時間後の同日午後9時ごろに容体が急変。呼吸不全となり、チアノーゼを起こして動かなくなった。
同クリニックで応急処置を施されたが症状は改善せず、女性は低血圧、心停止の状態で人民115病院に救急搬送された。同病院でも症状が変わらなかったため、さらにチョーライ病院に転送されて集中治療を受けたが、14日に死亡が確認された。
同市保健局とチョーライ病院は、医療審議会を発足して死因の究明にあたっている。