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ハノイ市タインスアン区タインスアンチュン街区(phuong Thanh Xuan Trung)にあるランドン電球・魔法瓶[RAL](Rang Dong Light Source And Vacuum Flask=RALACO)の工場で8月28日に発生した大規模火災は、大量の灰や廃棄物、有害物質を後に残したが、5日までに火災現場からの廃棄物などの撤去と有害物質の除去が完了した。
ハノイ第10都市環境社(ウレンコ10=Urenco10)が廃棄物を収集し撤去した後、ベトナム人民軍の化学部隊が有害物質の除去作業を9月12日~10月5日にかけて実施した。化学部隊は有害物質除去専用車両など10台を動員し、有害物質の拡散流出防止剤4tと12万Lの化学品を使用した。
化学部隊副参謀長のグエン・スアン・ディン大佐によると、有害物質の除去は完了しており、測定を行って環境基準を満たしていることを確認した後、現場を引き渡すという。軍事環境化学研究所副所長のダウ・スアン・ホアイ少佐は、「客観性を得るため、ハノイ市資源環境局に独立分析機関を紹介してもらい、サンプル検査をしてもらうことにした。安全確認後に引き渡すことになる」と話した。
化学部隊は5日午後4時に有害物質除去の任務を完了し、現場から撤収した。ランドン電球は、火災現場の引き渡しを受けた後、生産再開を目指すことにしている。