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ホーチミン市トゥードゥック区リンタイ街区(phuong Linh Tay)で20日未明に発生した45人乗りの大型寝台バス窃盗事件で、同バスの運転助手が容疑者として浮上した。
この事件は、ホテルの前の道路に駐車していた寝台バスが何者かによって盗まれたというもの。事件発生前、このバスを運転していた運転手2人と運転助手1人の計3人は、同ホテルにチェックインした。しかし、しばらくして停車していたはずのバスがなくなっていることに気づいたホテルの受付スタッフが、運転手2人にこれを知らせた。
バスとともに、「ダット」と名乗る運転助手(18歳)もホテルから姿を消し、連絡が取れなくなっていることから、ダットが乗り逃げした可能性があるとみられている。事件が起きたのは、ダットの勤務初日でもあった。
運転手らから通報を受けた警察は直ちに捜査に乗り出し、同日午前9時ごろにホーチミン市から約80km離れた東南部地方ビンフオック省チョンタイン郡(huyen Chon Thanh)でこの寝台バスを発見した。警察はダットの行方を追うなどして引き続き捜査を進めている。