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ハノイ市で8月31日、アプリによる配車サービスを展開するグラブ(Grab)の提携タクシーを利用した日本人グループがアプリに表示された運賃の10倍超の金額をだまし取られた事件で、警察はこのタクシーの運転手を特定した。
日本人乗客4人は、カウザイ区グエンカン通り(duong Nguyen Khang)からホアンキエム区ハンドゥオン通り(duong Hang Duong)までグラブのアプリで配車したタクシーに乗った。目的地に到着すると、4人はグラブのアプリに表示してある運賃19万2000VND(約890円)の10.4倍にあたる200万VND(約9300円)を運転手に要求され、支払ったという。
ホアンキエム区ハンダオ街区(phuong Hang Dao)警察は、被害に遭った日本人乗客の友人からの告発を受けて捜査に乗り出した。捜査により、このタクシーを運転していたブー・ゴック・Vという人物が浮上した。
Vはこの事実を認めている。グラブは、Vの所属するタクシー会社に通報するとともに、Vとの契約を解除した。タクシー会社は支払い額と運賃の差額を乗客に返金することを望んでいるが、被害に遭った日本人乗客が既に帰国しているため、実現に至っていない。
最終更新:2019年9月5日 14:20 JST