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ホーチミン市115人民病院は13日、うっかり爪ようじを飲み込んだ男性患者の手術を行って無事に爪ようじを摘出したと発表した。
手術を受けたのは、同市8区在住のL・H・Lさん(19歳)。Lさんは約2か月前、昼食をとって昼寝をした後、胸部に痛みを感じたため、地元病院で検査を受けて神経痛と診断された。
病院から処方された薬を飲んでも、なかなか治らずに痛みが続いた。最近になって痛みが激しくなったため、115人民病院で精密検査を受けたところ、CTスキャンの結果、胸部に尖った針のような異物が見つかり、その後、爪ようじと判明。
医師らは手術で長さ8cm、直径1mmの竹製の爪ようじを摘出。Lさんが昼食後に使ったとみられるこの爪ようじは、Lさんの胃と肝臓を貫通して心膜まで届いていたが、Lさん自身は爪ようじを誤飲したことに全く気付かなかったという。