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8日深夜にタクシー運転手が中国人の男3人に殺害された事件で、被害者のN・H・Mさん(男性・50歳、東北部地方ランソン省在住)の遺体が12日にハノイ市を流れる紅河に架かるタインチ橋の河川敷で発見された。容疑者らは既に逮捕されている。
容疑者らの自供によると、容疑者たちは中国との国境を接するランソン省の友誼国境検問所付近で8日深夜にタクシーをチャーターして、150万VND(約6900円)でハノイ市に向かうよう指示。その後、東北部地方バクザン省で運転手のMさんを殺害して、フート省(同)で遺体を遺棄した。
容疑者らは、奪ったタクシーでラオスとの国境を接する西北部地方ソンラ省に向かったが、ソンラ省とホアビン省(同)の省堺でタクシーが故障したため、タクシーを乗り捨てて船を借りて川を渡った。
ランソン省警察から容疑者捜査の協力要請を受けていたソンラ省警察は、9日午後になって容疑者3人を逮捕。容疑者らは犯行について全面的に認めているという。