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ハンガリーのセゲドで14日から21日にかけて開催された「第30回国際生物学オリンピック(IBO 2019)」で、ベトナム代表として出場した高校生4人のうち1人が銀メダル、3人が銅メダルを獲得し、今年も全員メダル獲得の快挙を成し遂げた。
銀メダルを獲得したのは、ホアン・ミン・チュンさん(北中部地方タインホア省ラムソン高校)。チュンさんは2018年に金メダルを獲得している。
銅メダルは、ズオン・トゥン・ラムさん(北中部地方ゲアン省ファンボイチャウ高校)、ハー・ブー・フエン・リンさん(ハノイ国家大学自然科学大学付属高校)、ホアン・ティ・フエン・チャンさん(東北部地方フート省フンブオン高校)の3人だった。
今回の国際生物学オリンピックには、世界72か国・地域の高校生285人が出場し、実験と理論の問題で競った。日本代表は、出場した4人のうち2人が銀メダル、2人が銅メダルだった。
ベトナムは1996年に初めてIBOに出場し、2016年のIBOで2000年以来16年ぶりに金メダルを獲得。2017年は4人中1人が金メダル、2人が銀メダル、2018年は4人中3人が金メダル、1人が銀メダルだった。
2020年の国際生物学オリンピックは7月に日本の長崎県で開催される予定となっている。