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東南部地方ドンナイ省トンニャット郡にあるホーチミン~ロンタイン~ザウザイ間高速道路のザウザイ料金徴収所で2月7日に発生した強盗事件で、同省人民裁判所は27日、強盗罪に問われていた被告2人に有罪判決を下した。
このうち、グエン・ブー・ホアン・ナム被告(男・29歳、紅河デルタ地方ナムディン省出身)は禁錮20年、チャン・トゥアン・アイン被告(男・26歳、メコンデルタ地方ティエンザン省出身)は禁錮19年の判決を言い渡された。
2人ともこの高速道路の運営に参画するベトナム高速道路技術サービス社(VEC E)の元従業員で、料金所の作業スケジュールをよく把握していた。2人は退職後に強盗を共謀し、銃や刃物、トウガラシスプレーなどを調達して同料金所の会計室に忍び込んだ。
2人はコンピューターのキーボードに向けて発砲して、現場に居合わせた従業員3人を脅迫し、現金22億VND(約1020万円)を奪って逃走した。2人は一旦別れ、北部へ逃走しようとホーチミン市3区サイゴン駅で合流したが、事件当日の23時ごろに緊急逮捕された。
料金所の従業員は、2人が元同僚だということを考慮して裁判所に情状酌量を要請したが、裁判所は被告2人に重刑を科すこととした。