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政府がこのほど公布した人民公安法の一部条項及び施行を詳細に規定する政令第49号/2019/ND-CPによると、一部の警察官の定年退職年齢が最大で10年も引き上げられる。同政令は2019年7月25日から施行される。
同政令では、一般的な警察官・公務員の定年退職年齢について、男性60歳、女性55歳と定めているが、当該警察官が教育や科学研究に従事する者の場合、定年退職年齢が引き上げられる。具体的には、教授は+10年、准教授は+7年、医師および上級専門家は+5年、それぞれ定年退職の年齢が引き上げられた。
但し、退職を延長した公務員は指導的立場に就くことはできず、他者の教育や科学研究を行うことのみが認められる。退職延長の期間中はいつでも辞めることができ、規定に基づいた退職給付制度を享受することができる。
定年退職年齢の引き上げの対象となる公務員は、機関が直接に雇用すること、当該人物に健康面や倫理、専門的能力に関する問題がないこと、退職を延長するに足る需要があることなど、一定の条件を満たさなければならない。