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米国のコロンブス空軍基地で訓練を受けているダン・ドゥック・トアイ上尉とゾアン・バン・カイン中尉のベトナム空軍パイロット2名が間もなく、米空軍の訓練プログラムを修了する見通しだ。
トアイ上尉とカイン中尉の軍人2人は、米空軍が友好国の軍人を対象に実施している奨学プログラム「Aviation Leader Program(ALP)」に参加し、52週間にわたるトレーニングを行っている。
このうち、トアイ上尉が先にプログラムを修了する見通しで、ベトナム戦争後、米国での訓練プログラムを修了する初のベトナム人士官となる。
因みに、1975年までベトナム南部に存在したベトナム共和国では、訓練目的で多くの軍人を当時の支援国である米国に送り出していた。