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南シナ海で操業していたベトナムの漁船2隻が11日にマレーシア当局によって拿捕され、20歳~50歳の漁民29人が拘束された。
それによると、ベトナム漁船2隻はマレーシア・サラワク州の州都であるクチン市から80カイリ離れた海域で操業していたところを拿捕された。
マレーシア当局は、違法漁獲を主張しており、同国海域で水揚げされたとみられる魚約3tを押収したという。押収した漁船2隻と魚の価値は合わせて約48万USD(約5300万円)と試算される。
なお、マレーシアがベトナム漁船を拿捕したのは、今年に入ってこれが4件目となる。