(C) baogiaothong.vn 写真の拡大. |
ホーチミン市交通運輸局はこのほど、同市12区と東南部地方ビンズオン省トゥアンアン町ライティエウ街区を結ぶ築100年を超える旧フーロン橋の解体準備を開始したことを明らかにした。
旧フーロン橋は1913年にフランス人によってサイゴン川に架けられた、旧サイゴン~ザーディン地域を結ぶ最古の鉄橋だ。エッフェル塔を模した設計になっており、全長は251.7m。
築106年になる同橋は老朽化が進んでいるほか、桁下が低いため船舶の通行に影響があるとして、2018年8月に橋の解体計画が承認されていた。当初は2019年1月2日に解体するとされていたが、年始休暇は住民の往来が増えることを考慮して4月20日に延期された。解体費用は70億VND(約3400万円)で、同市の予算から拠出される。
旧フーロン橋の解体後は、12区~トゥアンアン町の往来には旧橋から1kmほど離れた位置に架けられた新フーロン橋が使われる。新フーロン橋は既に2012年に開通しており、全長は1544mで6車線、投資総額は8980億VND(約43億8000万円)。