(C) thegioitiepthi, 2019年金賞受賞作品 |
ハノイ市ノイバイ国際空港の第2旅客ターミナル(T2)にある蓮の花を描いた2つの壁画が、イタリアで毎年行われている世界最大級のデザイン国際コンペティション「A’ Design Awards & Competition」のソーシャルデザインカテゴリーのパブリックアートワーク部門で金賞を受賞した。
この壁画を手掛けたのは、画家のグエン・トゥー・トゥイさんらのチーム。壁画は高さ15m、幅24m、総面積360m2で、2018年11月と12月にトゥイさんと9人のアーティストが制作した。チームは巨大な蓮の葉と花を描くため、8段の足場を組んで作業を行った。
チームはこの壁画に続いて、同空港T2ターミナル2階でセラミックを用いたモザイクアートを制作した。この作品は高さ3.4m、幅27mで、ハノイ市の過去と現在を描いたものとなっている。
なお、トゥイさんは2018年の同コンペティションでも「ハノイ・セラミック・モザイク・ミラー・ハウス(Hanoi Ceramic Mosaic Mirror House)」と題した作品で同部門の銀賞を、また「ハノイ・ミラー・ハウス(Hanoi Mirror House)」で同部門の銅賞を受賞している。