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紅河デルタ地方ビンフック省イエンラック郡チュングエン村を通る国道2C号線で3月27日に寝台バスが葬式参列者に突っ込み10人が死傷した事故で、同省警察は寝台バスの運転手に責任があるとして立件することを明らかにした。
警察は事故原因について、寝台バスの運転手は運転に集中しておらず、進行方向に葬式参列者の団体がいるのを見つけた時には既にブレーキが間に合わなかったためとしている。運転手は身柄を拘束されている。ただし、運転手に飲酒や薬物使用の疑いはないという。
捜査によると、この運転手は前日の26日に西北部地方ディエンビエン省からビンフック省に向けてバスを運転し、途中で2回の休憩をとった。復路は別の運転手が運転し、27日1時30分ごろに再びディエンビエン省からビンフック省へ向けてバスを運転していたところ、出発から約4時間後に事故を起こした。
この事故では、葬式に参列していた身内同士の7人が死亡、3人が負傷した。死亡した7人のうち4人は現場で、3人は病院で死亡が確認された。事故発生当時、参列者らは火葬場へ向かうため棺を車に載せたところだった。