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2月以降、複数の光海底ケーブルでメンテナンスとトラブルが重なり、海外にサーバーを置くウェブサイトへのベトナムからのインターネットアクセスに影響が出ている。この影響は4月末まで続く見通しだ。
メンテナンスが行われる、またはトラブルが発生し復旧が必要となっているケーブルは、◇アジアとヨーロッパを結ぶ大容量光海底ケーブル「アジア・アフリカ・ユーロ1(AAE-1)」、◇アジア域内を結ぶ大容量光海底ケーブル「アジア・パシフィック・ゲートウェイ(APG)」、◇「イントラアジア(IA)」の3本。
APGの復旧工事は4月11日に完了し、IAのメンテナンスは3月20日から4月20日まで行われる。
インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)は、陸上および海上の迂回ルートの通信量を拡張するなどの対策を講じるが、複数の光海底ケーブルのメンテナンスとトラブルが重なることによりインターネットアクセスへの影響は避けられず、第3世代移動通信システム(3G)と第4世代移動通信システム(4G)サービスへの影響が特に大きいと見られている。