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エチオピア航空が運航する米ボーイング(Boeing)の最新鋭旅客機「ボーイングB737MAX型機」が10日に墜落事故を起こし、わずか5か月間で2機の同型機が墜落したことを受け、交通運輸省傘下のベトナム航空局(CAAV)は11日、同型機に対する運航許可の付与を見送ることを決定した。
これにより、CAAVは事故の原因が解明され、米連邦航空局(FAA)が対策を取るまで運航許可を付与しない。
CAAVはさらに13日、同型機について現地時間13日午前10時からすべての運航を一時的に停止すると発表した。
ベトナムで同型機を運航する海外の航空会社は3社ある。ただし地場系航空会社については、ボーイングとの間でボーイングB737MAX型機の購入契約を締結している企業はあるが、まだ引渡しを受けていない。
なお、相次ぐ事故を受けてオーストラリア、シンガポール、マレーシア、オマーン、インドネシア、中国、また、ドイツや英国、フランスなどを含む欧州の主要国も同型機の運航を停止している。