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北中部地方クアンビン省ドンホイ市にあるベトナム・キューバ病院では現在、乳がんを発症した高齢男性の患者を受け入れて、治療を施している。
治療を受けているのは、N・D・Mさん(67歳、バードン町クアンチュン村在住)。Mさんは4年前、右の胸に豆のような硬いしこりがあることに気付いたものの、特に痛みも無かったため、気にせずそのまま放置していた。
しかし、2か月程前からしこりが膨らみ始め、痛みも感じるようになったことで、ようやく受診を決めると、その結果、乳がんと診断された。一般的に女性の病気と考えられている乳がんだが、稀に男性も発症する。男性の場合、女性と比べて発見が遅れやすく、かなり進行した状態で受診する患者が多いという。
Mさんは同病院で手術を行い、13x23cmの大きな腫瘍を摘出。Mさんは現在も同病院で化学治療と放射線治療を続けている。