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3月8日の国際女性の日が間近に迫る中、プレゼントの定番である花の値段が高騰している。花の産地として知られる南中部高原地方ラムドン省ダラット市では、バラの花の値段が通常の3倍にも達している。この値段は、3月8日の当日までにさらに上がるとみられている。
ダラット市で最大のバラの産地であるバンタイン花村では、赤いバラの花が1本あたり6500~7000VND(約32~34円)で、通常の3倍になっている。また、オレンジ色や黄色、白色、ピンク色などの他の色は、1本あたり5000~6000VND(約25~29円)で、通常の1200~2000VND(約5.9~9.8円)と比べて大きく値上がりしている。
生花店で扱う花束の値段も上がっており、ものによって12万~25万VND(約590~1230円)、バスケットになると30万~100万VND(約1470~4900円)の高値だ。
生産業者によると、値上がりの原因として、市場でバラ、特にダラット産のバラが人気を集めていることが挙げられ、値段が高騰しても品薄の状態だという。生産業者は商品の多くをホーチミン市や中部地方に出荷しているため、ラムドン省内で販売する分が特に不足している。