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交通運輸省はこのほど、道路交通インフラの維持管理を規定した通達第04号/2019/TT-BGTVTを公布した。同通達は3月28日に施行される見通し。
通達によれば、◇高速道路、◇雨季の期間における国道、◇国道のうち交通の安全に支障をきたす恐れのある損傷が認められる区間、◇国道のうち道路設計上の許容範囲を上回る交通量がある区間では、最低でも1日1回の損傷検査を実施しなければならない。上記以外の道路は2日に1回検査を実施する。巡回する作業員は区間の長さや作業規模、道路の性質、移動手段に応じて次の規定を超えない範囲で業務を割り当てられる。
中・大型バイクや小型バイクで移動する場合の作業員1人当たりの担当区間は、◇1級及び2級道路:25km、◇3級道路:30km、◇4~6級道路(山岳部):35km、◇4~6級道路(平地・中山間地):45km。自動車で移動する場合の担当区間はそれぞれの規定の1.5倍を超えない範囲で延長される。高速道路の検査は作業員2人1組で実施し、中・大型バイクや小型バイクで移動する場合は30kmを超えない範囲で、自動車で移動する場合は50kmを超えない範囲で実施する。
洪水が発生した日や道路の構造が複雑な時、あるいは道路の損傷が著しい時は、道路管理者は必要に応じて保守担当部署に巡回検査の頻度を増やして実施させる義務を負う。また、作業員は道路の損傷の検査や補修のほか、交通渋滞や交通事故発生時の救命救急、月別の交通事故件数や損害規模の統計と保守担当部署への報告、道路工事の運営の義務を負う。