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東南部地方ドンナイ省トンニャット郡にあるホーチミン~ロンタイン~ザウザイ間高速道路のザウザイ料金徴収所で7日に強盗事件が発生し、同省警察は同日夕方、「強盗容疑」と「軍用武器違法使用容疑」で容疑者2人を逮捕した。
逮捕されたのは、グエン・ブー・ホアン・ナム容疑者(男・29歳、紅河デルタ地方ナムディン省出身)と、チャン・トゥアン・アイン容疑者(男・26歳、メコンデルタ地方ティエンザン省出身)。
2人ともこの高速道路の運営に参画するベトナム高速道路技術サービス社(VEC E)の元従業員で、料金所の作業スケジュールをよく把握していた。
2人は強盗を共謀して銃や刃物、トウガラシスプレーなどを調達し、7日午前7時ごろに同料金所の会計室に忍び込んだ。コンピューターに向けて発砲して現場に居合わせた従業員3人を脅迫し、現金22億VND(約1050万円)を奪って逃走した。
容疑者2人は一旦別れ、奪った現金を保管していたナム容疑者がそれを友人2人に預けた。その後、北部へ逃走しようとホーチミン市3区サイゴン駅で合流したが、同日23時ごろに緊急逮捕された。
警察は共犯がいるかなど裏付け捜査を急いでいる。