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ホーチミン市予防医療センターによると、2019年1月第1週だけで麻疹(はしか)患者が+60人増加した。前年の同時期には1人の患者も出なかった。現在市内の24区・郡の全てで患者が発生しており、特にトゥードゥック区、8区、12区、ビンタン区に多い。
ホーチミン市熱帯病病院では、2018年10月頃から患者が増え始め、11月に119人が入院、12月には226人に上った。現在65人が入院し治療を受けている。また同市第1小児病院でも、12月に150人が入院。現在31人が入院している。入院患者数が減る兆候はまだないという。大半の患者はワクチンの予防接種を受けていないか、1回しか受けていなかった。
熱帯病病院のフイン・ティ・トゥイ・ホア医師によると、麻疹は4~5年周期で流行を繰り返しており、前回大流行した2014年から4年以上が経過した2019年に流行する恐れがあるという。2014年には約2600人が感染した。