(C) baotintuc.vn 写真の拡大. |
ホーチミン市1区の中心部で、路上の発電機やバス停、住宅や店舗の外壁、シャッターなどにスプレー缶で落書きするいたずらが深刻化している。
デタム通り(De Tham)やファングーラオ通り(Pham Ngu Lao)、ブイビエン通り(Bui Vien)、フエンチャンコンチュア通り(Huyen Tran Cong Chua)、フイントゥックカン通り(Huynh Thuc Khang)、9月23日公園などでスプレー缶を使った落書き「グラフィティ」が急増し、景観が損なわれている。
前日まで何もなかった店舗の壁やシャッターが、翌朝には一面に落書きされ愕然とする店主が後を絶たない。落書き犯は人通りが少ない深夜1~2時を狙ってスプレー缶で落書きをして、瞬く間に姿を消してしまうため捕まえることが非常に難しい。壁を塗り直した翌日に、また落書きされることも珍しくないという。
11月15日には1区ファングーラオ街区警察がブイビエン通りの壁に落書きをしていた台湾人観光客のチャン・ユー・ジュイ(Chang Yu Jui、男・28歳)を現行犯で摘発した。チャンは落書き行為を認め、警察は罰金150万VND(約7400円)を科した。
調べによると、チャンが所持していた携帯電話にはホーチミン市内各地に書かれた落書きの写真が多数保存されていたという。