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国連大学世界開発経済研究所(UNU-WIDER)によると、ベトナムでは2019年に農村から都市に移住する人々の数が全人口の6.4%にあたる約600万人に達すると予想されている。
近年、農村から大都市への転入が増加傾向にある。このうちハノイ市とホーチミン市は、市別の人口に占める転入者の割合が他の地方に比べ高く、2012年にハノイ市が26.55%、ホーチミン市が16.51%だったが、2014年にはハノイ市が26.99%、ホーチミン市が20.55%へと拡大した。
また、多くの保護者が自分の子どもを都市にある有名な中学校や高校に入学させることを希望するため、若者の都市への転入者数も増えている。さらに、ほとんどの学生はそのままハノイ市やホーチミン市などの大都市での勤務を選ぶことも多いのが現状だ。