中国の北京で3日から11日にかけて開催された「第12回国際天文学・天体物理学オリンピック(IOAA 2018)」で、ベトナム代表として出場した高校生5人のうちの1人が金メダル、1人が銀メダル、2人が銅メダルを獲得した。
ベトナム代表チームが同オリンピックに参加するのは今回が3回目で、金メダルを獲得するのは初めて。ベトナムは国・地域別で10位に立った。
メダルを獲得したのはいずれもハノイ市のハノイアムステルダム高校の生徒たち。金メダルを獲得したのは3年生のチャン・スアン・トゥンさん。銀メダルは2年生のホー・フィー・ズンさん。銅メダルはいずれも3年生のレ・チャン・ダオさんとグエン・トー・ビン・フイさんの2人。
IOAAは2007年11月にタイのチェンマイで初めて開催された。今大会には世界39か国・地域から46チーム・214人の代表が出場し、英語による実技(観測)・理論・データ処理などで競い合った。