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ホーチミン市資源環境局はこのほど、公共衛生の検査や行政処分の強化策を市人民委員会へ建議した。
同局は、公共の場における立ち小便について証拠映像の撮影と実名公表を提案している。監視カメラなどで違反行為の現場を撮影することで、一瞬の隙に行われる違反行為も逃さず処分し、実名を晒して社会的非難を受けることでこそ違反者を減らすことができるという考えだ。
また同局は、公共衛生の検査および取り締まりの権限を都市秩序管理部隊および地域建設検査部隊に付与し、取り締まりにより徴収された罰金を同部隊の運営費に充てることを提案している。
現在、2つの部隊には環境保護に関連する検査や取り締まり、監視カメラなどの記録設備の設置や管理の権限はなく、2つの部隊に権限を付与し現行の規定では伏せられている違反者の個人情報を公開することで、取り締まりを強化していく方針だ。
このほか、同局は現行の政令では定められていない土砂やレンガ、セメントなどの固形廃棄物の投棄に関する規定についても言及している。