メコンデルタ地方バクリエウ省ホアビン郡ミンジエウ村で12日、村人が飼育する水牛1頭が牛舎の近くで何者かに屠殺・解体され、持ち去られるという珍しい窃盗事件が発生した。
被害に遭ったのは同村に住むドアン・バン・Pさん(男性・53歳)。事件前日、いつものように体重350kgの水牛を牛舎に連れ戻したが、翌日牛舎からいなくなっていた。
Pさんが周辺を調べたところ、牛舎から200m離れた田んぼで水牛の残骸を発見。水牛は何者かに屠殺・解体され、肉の部分を持ち去られていた。現場に残されたのは内臓など価値の低い部位だけだった。
同地方でこうした窃盗事件は滅多に発生しないため、地元警察は直ちに捜査に乗り出した。