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税関総局によれば、ベトナムは2018年1-6月期にプラスチックや古紙、くず鉄などの廃材400万t余り、金額にして約12億USD(約1340億円)を輸入した。このうち日本からの輸入が100万t余りで全体の25%を占め、最も多い。次いで多いのは米国の96万tで、タイ、韓国、ドイツ、ベルギー、ラオスなどが続いている。
ベトナムの廃材輸入量は、2016年が約480万t、2017年は約650万tだったが、2018年は1-6月期だけで400万tを突破した。税関総局によると、中国が24種類の廃材の輸入を禁止してから、ベトナムの輸入量が増えたという。
税関総局管理監察局のアウ・アイン・トゥアン局長によると、輸入廃材は環境保護に関して規定された条件を満たしていないため、輸入業者が通関手続きを行わないか、または通関が許可されないことから、国内の主な港で大量のコンテナが滞留する事態となっている。
7月25日時点でホーチミン市のカットライ港には3579本、紅河デルタ地方ハイフォン市のハイフォン港には1485本の廃材コンテナが滞留しており、環境汚染が懸念されている。