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ベトナム外務省で19日、西日本を中心に記録された集中豪雨(平成30年7月豪雨)による被災者に対する10万USD(約1120万円)のベトナムからの支援金の引き渡し式が行われた。
引き渡し式でファム・サオ・マイ外務大臣補佐官は、「ベトナム政府および国民を代表し、7月豪雨による被災者の方々へ心からお見舞い申し上げる。一日も早い復興を祈念するとともに、10万USDを支援金としてお届けしたい」と述べた。
これを受けて梅田邦夫駐ベトナム日本国特命全権大使は、「グエン・スアン・フック首相から安倍総理に対して、またファム・ビン・ミン副首相兼外相から河野太郎外務大臣に対して、それぞれ温かいお見舞いのメッセージをいただいているが、さらに支援金をいただいたことに対し、ベトナム政府および国民の皆様の温かいお気持ちに心から感謝申し上げたい」と述べた。
平成30年7月豪雨では、西日本を中心に多くの地域で河川の氾濫や土砂災害などが発生し、死者の数は200人を超えた。死者が100人を超えた豪雨災害は平成に入ってからこれが初めてで、1982年に300人近くもの死者・行方不明者を出した長崎大水害(昭和57年7月豪雨)以降で最悪の被害となった。