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今国会で可決が延期された特別行政経済区法(経済特区法)案、および12日に可決されたサイバーセキュリティ法に対する抗議デモ・暴動に関連して、ホーチミン市警察は16日と17日の週末2日間に警察官になりすました男4人を逮捕した。
逮捕されたのは、グエン・フン・タイ容疑者(23歳)、チャン・クオック・トゥアン容疑者、チャン・クオック・ダット(39歳)、ブー・クオック・フイ容疑者(39歳)の4人。男らは反政府組織メンバーとみられる。
偽の警察官の制服を着用した容疑者らは、ホーチミン市中心部で抗議デモを行っていた人混みにまじってデモの様子を撮影したり、秩序を乱したりしていた。ほかに秩序を乱した形跡のある複数人が警察署に連行され、捜査を受けた。
捜査を受けた人々のリュックサックからは、「経済特区法反対」「サイバーセキュリティ法反対」と書かれたプラカードや催眠ガススプレー、刃物などが発見された。
警察は、警察官を装った人物が抗議デモの参加者を攻撃することで、「警察官が人民を弾圧した」と見せかけて動画・写真を撮影し、インターネットに掲載する目的だったと見て捜査を進めている。