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ベトナム人民軍防空空軍は1日、東北部地方タイグエン省ダイトゥー郡ホアンノン村と隣接する紅河デルタ地方ビンフック省タムダオ郡の山林で金属片を発見したことを明らかにした。
防空空軍は、1971年4月30日に消息を絶った教育訓練戦闘機ミグ21U(Mig-21U)が墜落した可能性のある地域での捜索について、ベトナム人民空軍第371師団第921連隊の退役軍人やホアンノン村の住民らと協議し、2018年3月28日から30日にかけての3日間捜索を実施した。
その結果、一部に焦げた跡のある金属片(40cm×15cm)を発見した。また、ホアンノン村の住民から長さ45cmの円柱状金属部品の提供を受けた。調査の結果、これらの金属片がミグ21Uの部品だと分かったという。
防空空軍によると、1971年4月30日に第921連隊は15機のミグ21の訓練飛行を実施。ソ連人の教官がベトナム人を指導していた1機が、ホアンノン村のタムダオ山林地区上空で連絡を絶った。当時すぐに捜索が行われたが、何も発見できなかったとされる。