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ハノイ市タイホー区人民委員会は、ベトナムの国民的音楽家である故チン・コン・ソンにちなんで2015年7月に命名されたチンコンソン通り(Trinh Cong Son)で、5月11日から毎週末に歩行者天国を展開することを発表した。同通りでは歩行者天国の展開に向けた工事が急ピッチで進められており、95%まで完成している。
チンコンソン通りは、ラックロンクアン通り(Lac Long Quan)612番地路地からアウコー通り(Au Co)までの区間に命名された。歩行者天国となるのは、毎週金曜日の19時30分から日曜日いっぱいまで。
歩行者天国には、屋外ステージを含めた芸術スペースのほか、タイホー区の名物であるフートゥオンおこわ(xoi Phu Thuong)やタイ湖(ホータイ)エビかき揚げ(banh tom Ho Tay)、タニシ入り汁麺(bun oc)などの販売ブース15か所が設けられる。
同区人民委員会はハノイ芸術短期大学と協力して、歩行者天国でアーティストによるパフォーマンスや水上人形劇なども上演する。
チンコンソン通りの歩行者天国は、2017年8月から展開される計画だったが10月に延期され、住民の同意を得られなかったことからさらに延期となっていた。2018年末まで展開した後、歩行者天国の規模を拡張するか縮小するか検討する。