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戦後の地雷・有害化学物質による被害克服国家指導委員会(701指導委員会)は3月31日、ハノイ市ホアンキエム区リータイトー記念碑広場で、4月4日の「国際地雷デー」に呼応して「戦後の地雷・不発弾のない国土のために」をテーマとする集会を開催した。
701指導委員会によると、ベトナムは世界で最も地雷や不発弾に汚染されている国の一つとされる。統計によれば、1945~1975年にベトナムで使用された爆弾や爆発物の数量は、第二次世界大戦で使用された量の4倍に相当する。
国内の全省・市には不発弾80万tが残留しており、特に中部各省に集中している。地雷に汚染されている面積は約610万haで、国土の18.7%を占める。面積の80%が汚染されている地方も存在する。
ベトナムは国際社会の支援を受けて、毎年4万~5万haの地雷・不発弾の処理を行っているが、現在のペースでは全ての地雷を処理するまでに100年以上かかるとみられている。
集会に出席したレ・クアン労働傷病兵社会次官は、「地雷による汚染状態を克服するため、政府はこの問題に特別な関心を寄せている。地雷の被害者に対する社会補助制度を実施しており、全ての被害者が医療保険カードの供与やリハビリ支援、職業訓練などの支援を受けている」と強調した。