(C) vnexpress |
2人前で100USD(約1万1000円)という超高級バインミー(ベトナム風のサンドイッチ)で話題になっているホーチミン市1区トンタットダム(Ton That Dam)通りにあるレストランが、1杯100USD(約1万1000円)の超高級フォーを間もなく発表する。
フォーは鶏や牛から出汁をとったあっさりしたスープに米麺を入れ、鶏肉や牛の薄切り肉、肉団子などを載せた米粉麺スープ。ベトナムでは、高級レストランから街角の屋台まで、至る所でフォーを味わうことができる。
「超高級フォー」は、一般的なフォーと同じく牛肉が主な材料となっているが、世界三大珍味として有名なトリュフや、7種類もの牛肉を使用していることが特徴だ。
シェフはまず、12時間をかけて出汁をとる。注文を受けてから生の牛肉と卵白、生姜、ねぎを加えて香りを出し、2回にわたって布でこす。手打ちの米麺に牛肉団子、薄くスライスした牛スジ、牛タン、牛モモ、牛カルビ、牛ハラミ、アンガス牛のヒレ肉の7種類の肉を使って仕上げる。
出汁のたっぷり入った石焼きのどんぶりに具材を入れ、米麺とヒレ肉は別の皿に盛り付けてサーブする。ハーブ、つけだれはもちろんのこと、トリュフの入ったソースもあり、さらにサイドディッシュとして出汁を火にかけてトリュフを加えたソースのかかった卵スープもサーブするという。