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英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が発表した最新の大学ランキング「QSアジア大学ランキング(QS University Rankings: Asia)」で、ベトナムからベトナム国家大学ハノイ市校とベトナム国家大学ホーチミン市校の2校が前年と同じくトップ150に入った。
ハノイ市校は2016年と同じ139位を維持したが、ホーチミン市校は前年から5つ順位を上げて142位となった。今回は同2校のほか、ハノイ工科大学(ハノイ市)が291~300位グループに浮上したのに対し、カントー大学(メコンデルタ地方カントー市)が301~350位グループに、フエ大学(北中部地方トゥアティエン・フエ省)が351~400位グループに後退した。
同ランキングは、◇学術的評判、◇雇用者の評判、◇学生1人当たり教員比率、◇論文1本当たり引用比率、◇教員1人当たり論文比率、◇教員の博士号取得比率、◇外国人教員比率、◇留学生比率、◇国内交換留学生比率、◇国外交換留学生比率の10の評価指標をもとに、アジアの大学上位350校をランク付けしたもの。QSが2009年から毎年発表している。
ランキングのトップはシンガポールの南洋理工大学。2位はシンガポール国立大学、3位は香港科技大学だった。
日本の最高順位は13位の東京大学(前年13位)。トップ50には、◇14位:東京工業大学(同14位)、◇15位:大阪大学(同17位)、◇17位:京都大学(同15位)、◇20位:東北大学(同20位)、◇27位:名古屋大学(同26位)、◇29位:九州大学(同32位)、◇31位:北海道大学(同28位)、◇36位:慶應義塾大学(同42位)、◇39位:早稲田大学(同41位)、◇40位:筑波大学(同34位)が入っている。
同ランキングのトップ10は以下の通り。
◇1位:南洋理工大学(シンガポール)(前年3位)
◇2位:シンガポール国立大学(同)(同1位)
◇3位:香港科技大学(香港)(同4位)
◇4位:KAIST(旧称:韓国科学技術院)(韓国)(同6位)
◇5位:香港大学(香港)(同2位)
◇6位:清華大学(中国)(同5位)
◇7位:復旦大学(同)(同11位)
◇8位:香港城市大学(香港)(同7位)
◇9位:北京大学(中国)(同9位)
◇10位:香港中文大学(香港)(同8位)