ベトナムの元残留日本兵の家族14人およびコーディネーター4人の計18人が、日本財団の招へいにより10月に初めて日本を訪問する。スケジュールは10月18日から24日までの6泊7日。
3月に天皇皇后両陛下がベトナムを訪問された際、両陛下が元残留日本兵の家族と接見したことをきっかけに、ベトナムの残留日本兵と家族という歴史に光が当たった。その後、「元残留日本兵の御家族の日本訪問を支援する会」が設立され、残留日本兵の家族の「父の祖国を訪問したい」という長年の願いが実現することになった。
今回の訪問は、二国間の歴史的な繋がりに対する日越両国民の理解を一層深めるほか、2018年に迎える日越外交関係樹立45周年に向けた友好関係の更なる強化に繋がると期待されている。
「元残留日本兵の御家族の日本訪問を支援する会」の代表・コーディネーターを務めるのは、ベトナムの声放送局(VOV)日本語放送アドバイザーの小松みゆきさん。名誉会長は俳優で歌手の杉良太郎日越・越日特別大使。