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台湾プラスチックグループ(フォルモサ・プラスチック・グループ=Formosa Plastics Group)傘下のフォルモサ・ハティン・スチール(Formosa Ha Tinh Steel Corporation=FHS)が2016年4月に北中部地方沿岸一帯で引き起こした魚の大量死事故に関連して、グエン・スアン・フック首相は、政府管轄下の元高官4人を処分する決定を発表した。
これにより、2011年~2016年期の元資源環境相グエン・ミン・クアン氏を警告処分とし、2011年~2015年期の元資源環境次官グエン・タイ・ライ氏とブイ・カック・トゥエン氏の2人に対して元次官の資格を抹消する。
また、ボー・キム・ク氏に対して、2005年~2010年期のハティン省人民委員会元副主席、2010年~2015年期の同省人民委員会元主席の資格を抹消する。
調査の結果、同4人がFHS案件の実施過程で指導や監督を怠り、審査・承認・管理における違反を引き起こしたことで重大な責任があると結論付けられている。