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紅河デルタ地方ナムディン省チュックニン郡にあるチュンラオ教会で5日23時30分頃、火災が発生した。消防車4台が出動して消火作業を行い、炎は翌6日未明に消し止められた。
現場では、屋根や教会内の木製の橋や机と椅子などが焼失したほか、レンガが飛散し、壁が剥離するなど大きな被害が出ている。
当局によると、教会内に多数の衣服や書籍があったほか、教会の多くの部分が木造だったため、炎が大きく、素早く燃え広がったという。火災の原因は電気のショートによるものと見られている。
チュンラオ教会は1596年に設立された。度重なる修繕を経て、10年間をかけて1888年に東洋風の建築様式で再建された。全長50m、幅16m、高さ12mで、鐘楼の高さは20mとなっている。