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米系ファストフード大手マクドナルドは、7月末からホーチミン市のグエンフエ(Nguyen Hue)店、ダーカオ(Da Cao)店、ベンタイン(Ben Thanh)店の3店舗で、セルフレジシステム「セルフオーダーキオスク(SOK)」を導入した。これに先立ち、マクドナルドは世界各国の店舗でSOKを導入しているが、ベトナムでは今回の3店舗が初めてとなる。
SOKでは、利用者は店内に設置されている大型タッチパネルに表示されたメニューから好みの商品をタッチして選択、代金を投入して精算する。SOKは現金とクレジットカードにも対応しているほか、画面で利用客に有益なキャンペーン情報なども表示する。マクドナルドでは利用者がSOKに慣れるまで当面の間、SOKの使用方法を説明する係員を配置する。
SOKは、現代社会の動向に合ったシステムとして評価されており、特に最新のハイテク技術を通じた体験や早さ、便利さを好む若者をターゲットにしている。
実際にSOKを利用した客は、システムについて使い方も簡単で時間もかからない、メニューを選ぶ時に従業員や他の客に気兼ねしなくてよい、合計金額が表示されるので注文する数量を調整しやすいなど好感触だ。
マクドナルドがベトナム市場に参入したのは2014年と早くないものの、広い店内に豊富なメニューに加えてドライブスルーや朝マック、コーヒー、貸切りルームなどファストフードの最先端サービスにより多くの客に支持されている。その中で、マクドナルドはSOKの導入によりさらなるサービスの質の向上をねらう。