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世界中の言論・報道の自由を主張するジャーナリストによる非営利組織「国境なき記者団」(本部:フランス・パリ)は、「2017年度 報道の自由度ランキング」を発表した。それによると、ベトナムは3年連続で180か国・地域中175位だった。日本は前年と同じく72位となっている。
同ランキングは、世界各国・地域における報道の自由度をランキング化したもの。検閲の状況、法的枠組み、透明性、インフラなどの項目に基づいて指数を採点している。
同ランキングでは、2010年から2016年までトップを維持していたフィンランドが3位に後退し、前年3位のノルウェーが1位に立った。続いて、◇2位:スウェーデン、◇3位:フィンランド、◇4位:デンマーク、◇5位:オランダの順。ワースト1~5位は、最下位が北朝鮮で、これにエリトリア、トルクメニスタン、シリア、中国が続いた。
東南アジアでは、インドネシアの124位がトップ。以下、フィリピン(127位)、カンボジア(132位)、タイ(142位)、マレーシア(144位)、シンガポール(151位)、ブルネイ(156位)、ラオス(170位)、ベトナム(175位)となっている。