(C) vnexpress 写真の拡大. |
5月29日に西北部地方ホアビン省総合病院で人工透析治療を受けていた慢性腎不全患者18人がアナフィラキシーショックと見られる症状を起こして8人が死亡した事件で、同省警察は22日、捜査を経て容疑者3人を逮捕したことを明らかにした。
逮捕されたのは、同病院の人工透析装置のメンテナンスを行ったチャムアイン水処理会社の社長ブイ・マイン・クオック容疑者(31歳・男)、同病院の医療物資・医療機器部の幹部チャン・バン・ソン容疑者(27歳・男)、同病院人工透析科の医師ホアン・コン・ルオン容疑者(31歳・男)の3人。
3人は、◇職業の規則に違反し、過失により人の死亡を引き起こした容疑、◇責任を果たさず甚大な被害をもたらした容疑、◇治療に関する規定に違反した容疑により、それぞれ引き続き捜査を受けている。
なお、患者18人のうち10人はハノイ市バックマイ病院で集中治療を受けた後、命に別状はないということが確認され、8日までに退院している。