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ホーチミン市1区人民委員会は20日に開かれた同市人民委員会との会合で、1区の3か所に行商人が合法的に店舗を営業するための専用スペースを設置することを提案した。
提案されたのは、◇青年文化会館に隣接するグエンバンチエム(Nguyen Van Chiem)通り、◇リートゥチョン(Ly Tu Trong)通りとパスツール(Pasteur)通りに面するバックトゥンジエップ(Bach Tung Diep)公園、◇チューマインチン(Chu Manh Trinh)通りの3か所。
提案によると、グエンバンチエム通りでは全長40mの区間に20店舗が営業できるスペースを設置し、営業時間は6時~9時までと11時~13時までとする。バックトゥンジエップ公園では、全長30mの区間に15店舗を設置し、営業時間は6時~9時まで。チューマインチン通りでは、全長120mの区間に35店舗を設置する。
区当局は、行商人からスペースの使用料を徴収しない。テーブルと椅子はスポンサーが提供し、各店舗で共有する。このほか、食品安全衛生の訓練や営業マナー、ゴミの分類などの訓練も無料で行うという。
同市人民委員会のチャン・ビン・トゥエン副主席は同区の提案を検討した上で、グエンバンチエム通りとバックトゥンジエップ公園の2か所での行商人向けスペースの設置を承認し、グエンバンチエム通りでは店舗数を増やすために全店舗をテイクアウト(持ち帰り)式にするよう指導した。ただし、チューマインチン通りについては「不適切」としている。試行期間を経て、成果を評価した上で他の地点を新たに承認する予定だ。