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ハノイ市ザーラム郡の陶芸村バッチャン村にあるバッチャン陶器市場を運営するバッチャン陶器株式会社は6日、修理・メンテナンスを行うとして同市場を無断で封鎖し、テナントから猛反対を受けている。
テナントは、市場の正門前でプラカードを持ち太鼓を叩いて抗議すると共に、地元当局に通報した。通報を受けて現場に駆けつけたバッチャン村人民委員会は、テナントが中に入れるよう市場のドアを開錠した。
テナントは、同社がテナント並びに地元当局からの同意を得ることなく市場を一方的に封鎖したと訴えている。一方、同社はコメントを控えている。なお、同市場には約100店舗余りが入居しており、毎日約1000人が同市場を訪れている。
これを受けて、同社は7日、ザーラム郡人民委員会の主催のもとでテナントらとの会合に臨み、双方の矛盾の解決策を協議した。3時間にわたる会議の末、双方は引き続き市場での活動を維持することで合意。市場は同日午後に再開された。