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ハノイ市のベトドク友好病院は23日、創立110周年記念と1等労働勲章受賞の式典を開催した。式典にはチャン・ダイ・クアン国家主席や関連省庁の幹部、病院関係者らが出席した。
ベトドク友好病院の前身のフーゾアン病院は1906年に設立され、ベトナムの近代医学の発展と歴史を共にしてきた。当初はベッド数400床で貧弱な設備の病院だったが、今ではベッド数1500床、近代的な手術室が50以上ある国内有数の外科病院となり、専門病院としては唯一の特別病院に分類されている。
クアン主席は、創立110周年記念と同時に2度目の1等労働勲章を受章した同病院を祝福し、大きな貢献をしてきた各世代の医療スタッフらを称賛した。同主席は、環境汚染や労働災害、交通事故、伝染病などの危険がある現在、ベトドク病院をはじめとする医療部門の能力向上が求められているとし、引き続き患者の診療・看護に注力するよう求めた。
クアン主席はまた、同病院に対し、各地方レベルの病院や診療所の医療スタッフに専門的な知識や技術を指導することを通じて、患者が地元で十分な医療を受けられる体制作りへの協力を求めた。