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ホーチミン市予防医療センターによると、蚊の媒介を主な感染源とする「ジカウイルス(Zika virus)」のホーチミン市における感染者数が20日午前8時の時点で141人に上ったという。このうち妊婦が18人となっている。
ジカ感染が確認されているのは、24の区・郡のうち8区を除く23の区・郡。中でもビンタイン区が28人と最も多く、続いて2区が18人、12区が13人などとなっている。
同センターは感染が確認された区・郡への往来を制限していないが、長袖・長ズボンの着用、蚊取り線香・蚊除けスプレー・蚊帳の使用などで蚊に刺されるのを防ぐと共に、蚊や蚊の幼虫(ボウフラ)を駆除するよう呼びかけている。