(C) vnexpress, ホーチミン道路 写真の拡大. |
(C) vnexpress, クアンビン省 写真の拡大 |
熱帯低気圧の影響で、北中部地方ハティン省、クアンビン省、クアンチ省、トゥアティエン・フエ省の一帯が13日から14日にかけて大雨と強風に見舞われ、冠水・浸水、倒木のほか、家屋の屋根が吹き飛ぶなどの被害が及んでいる。増水した川に呑み込まれるなどして死傷者及び行方不明者も出ている。
2日間の雨量は200~300mm、ハティン省及びクアンビン省では500~600mmに上り、ところにより700mmを超えた。ハティン省フオンケー郡では、11の村の約5000世帯で深さ2~3mの浸水被害が発生。クアンチ省では、300軒近くの家屋の屋根が吹き飛ばされた。トゥアティエン・フエ省では、街路樹約100本が倒れた。
クアンビン省ではホーチミン道路が冠水し、ミンホア郡を通過する区間では深さ3mに達している。復旧までには約1週間かかる見通しだ。また同省では、2万7000世帯余りで浸水被害が発生している。