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ハノイ市ドンアイン郡ニャッタン橋(日越友好橋)で9月23日、タクシー運転手の自殺現場を取材していた大手新聞「トゥオイチェー(Tuoi Tre)」の記者が同郡警察官から暴行を受けた事件で、同市警察は、記者に対して6つの違反で合計1440万5000VND(約6万6000円)の罰金を科すことを明らかにした。
被害に遭ったトゥオイチェー紙の記者チャン・クアン・テーさんは、他の報道陣と共に現場を取材していたところ、警察官1人に道をふさがれたため記者証を提示し、約30m離れたところで写真を撮影しようとした。しかし、数人に取り押さえられ、私服の刑事警察官1人に頭部や顔面を殴られて口から流血した上、カメラも一時没収された。
テーさんは、◇国家機密の活動が行われる立入禁止区域への侵入、◇禁止区域での撮影、◇公務執行者に対する侮辱的な発言、◇記者の立場を利用した個人・組織の合法的活動の妨害、◇橋上での駐車、◇交通整備を行う公務執行者の命令に対する不服従、の6つの違反を犯したとされるが、本人は橋上での駐車以外について認めていない。
同市警察の責任者は、「警察官1人の振った手がテーさんの顔面に触れただけで、殴ったわけではない。蹴ったことは事実だが、テーさんには当たっていない。別の1人はカメラを押しただけだ」として、事件に関わった警察官2人を譴(けん)責処分とすることを明らかにした。この対応を受けて、部下の行為をかばう同市警察を強く非難する声が多く上がっている。